日食を観る前に(主に東京都内向け

昔はガラスにロウソクのスス付けて見たもんだけどな。


2009/7/22@東京

午前09時55分33秒 日食スタート!
午前11時12分53秒 (部分日食)MAX!約75%
午後12時30分20秒 終了

【あら!まぁ!ダメなのね】
以下の方法は、網膜にダメージを与えうる光線(紫外線、赤外線など)をカットすることがないため、結果として事故につながりかねないのだそうです。


× 肉眼で直接太陽を見てはいけません
× 双眼鏡を使って見てはいけません
× 望遠鏡を使って太陽を見てはいけません
× カメラの光学式ファインダーで太陽を見てはいけません
× サングラスで太陽を見てはいけません
× 黒い下敷き、色のついた下敷き
× アクリル板、プラスチック板
× CD、DVD
× スモークガラス
× 黒いゴミ袋、お菓子の袋など
× 写真撮影用の減光フィルター(NDフィルターなど)
× ろうそく等で煤(すす)を付けたガラス板
× 現像済みフィルムの黒い部分(切れ端)
× 長時間太陽を見続けてはいけません
× 熱中症に注意


実際にグラスを自作して、検証してみて、
>ビクセンの日食グラス(1,500円)を買う方がいい
と結論づけてる方もいました。

【特別企画】手作り日食グラスの作り方
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tomoyu/solarinst/co224.htm


★日食グラスでも連続3分以上は見ちゃダメだそうです


結局、自作する場合にも「太陽観測用フィルター」が必要で、この部分は自作できないようです。(中には偏光板を2枚重ねて自作して子どもに使わせるという方も居たのですが、果たして赤外線/紫外線を遮ってるのか不明)


グラスに頼らずに、安全に日食を楽しむには、影や、反射したものを見ることになるようです。


■バケツに水を張って、水面に映った太陽を見る
反射効率の問題で太陽の光が減光されるので、欠けている姿を観測できるそうです。

■影、若しくはピンホール
欠けている太陽の光でできた影は、欠けています。
特に木漏れ日や、自分の指でつくった影がいい感じだそうです。
同じ原理で、厚紙にきり等で小さな穴をあけてやれば、その穴を通った光は、欠けたものになるようです。

木漏れ日による三日月型の影


■手鏡反射
手鏡と鏡部分をすっぽり覆う厚紙も用意。その紙に、パンチなどで穴をあける。その厚紙で覆った鏡を日の当たるところに置いて、太陽光を天井などに反射させる。


あとは、全国各地の天文/科学関係の施設を中心に、観測イベントが開かれるので、そゆとこ行くのが吉かな。

世界天文年2009 公認イベント一覧(日食に関連するイベント)
http://www.astronomy2009.jp/ja/project/konin/event_list_se.html#tokyo



しかし、当時の天気が良くないことにはね・・・。

参考URL:
詳しくは:世界天文年2009 日食観察ガイド
「太陽観察に伴う危険:基本的な知識」
http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/soecl/ng.html

Yahoo!知恵袋:日食グラスって、本当に必要ですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1128204146

となりの火星人:機材なくても日食観測
http://blogs.dion.ne.jp/kaseijin/archives/8562970.html

1999 日食観望報告 −ハンガリー バラトンフュレドにて−
http://www.geoweb.jp/tenm4.html