ワークショップ「壊してつくろう!ダイソン親子ワークショップ」

メカを壊して→なんかつくる。
すごく原初的な欲求だと思った。

六本木は東京ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHT で行われた・・・

「こわしてつくろう!ダイソン親子ワークショップ」
7月11日(土)14:00-16:00
講師: マーティン・ピーク(ダイソン英国本社 シニアデザインエンジニア)
場所: 21_21 DESIGN SIGHT B1 ロビー
対象: 小学校1-3年生とその保護者
参加費: 無料
定員: 15組
http://www.2121designsight.jp/bones/event_0711.html

に行って来た。



急ぐ気持ちを抑えられずに、早めに会場に着くと、ダイソンの掃除機が美しくディスプレイされておりました。

ガンダムっぽいな。やっぱダイソンはカッコイイな。
果たしてコレを壊すのか?!

会が始まると、黄色いシャツのダイソン社員の方々が、ダイソン掃除機の歴史と、ダイソンの「デザイン」への考え方、などをわかりやすくプレゼンテーションしてくれました。

興味ある人はこの辺りを読むとよいでしょう。
http://www.dyson.co.jp/about/story/


ワークショップは「掃除機を壊す」と「ロボをつくる」の2部構成。
まずは、お兄さんがどのように「壊す」かの説明をしてくれました。
(「骨」展のディレクター山中俊治さんもみえてました)


考えてみれば、そりゃそうなのか・・・。(画像はHPより)
「壊す」といっても、ハンマーや、ビルの屋上からたたき落とすわけではなく、「分解」するということでした。
そして、「分解」したダイソンを、また元通り「組み立てる」ということでした。
「壊すんじゃないのかよ!」という大人げない気持ちは胸の奥にそっとそまっておきました。



参加者にはエプロンと、ドライバーが配られ、いよいよ掃除機を壊します。

[C]
「分解」ですが、これでもすごく楽しいわ、コレ。
やっぱダイソンがカッコイイからか。バラされていくパーツも美しいのな。


完全にバラバラというワケではないんだけども、コレをよーいドン!で、元の姿に組み立て直すのです。

大人としては、家の機械をメンテしてる気分に・・・。
それでも子どもたちはパズルで遊ぶように、楽しみながら着々とを組み立てていきます。


さて第2部「○○するロボットをつくろう」です。

ダイソン掃除機のパーツを使って、ロボットをつくるのです。
まずは、どんなロボをつくるのか、テーマを決めて、スケッチを描いて、

たくさん用意されてるジャンクの山から好きなパーツを選んで、組み立てていくということです。

秋葉原の駅前みたいです。


組み立てに使えるのはテープしかなくって、
接合が難しいところは、ダイソンのお兄さんが穴をあけたりしてくれるのです。


みんながガチャガチャとガラクタまみれみたいなのって、キモチヨイ。


なんとなくできあがってくるもんです。


銃身の先にヘビみたいなのがニョロニョロしてて、その先に顔が付いたロボ。
戦地に行って、兵隊さんに「コンニチワ」「コンチニワ」と行って、平和にするそうです。


遊べば遊ぶほど床がキレイになるロボットだそうです。


他の参加者たちも力作ぞろい。(他人の子はみんな賢く見えるな)


ダイソンのお兄さんがつくった力作「イチ君」
さすがです。

参加者でパシャ!


家じゃなかなかできないコトができるワークショップはホント楽しい。
21_21 DESIGN SIGHTでのワークショップは本当にいつもレベルが高くって大満足。



で、つくったロボは持ち帰れるんだけど、太っ腹なダイソンからお土産までありました。

ダイソンネーム入鉛筆

ダイソン掃除機の内部構造を模した鉛筆立て

ダイソンネーム入タオル


公式サイトによるレポート
http://www.2121designsight.jp/bones/event_0711.html#report