企画展「お化け屋敷で科学する!― 恐怖の研究」 | 日本科学未来館

お台場にある科学未来館に期間限定で「お化け屋敷」ができるということで、行ってきた。

■「お化け屋敷で科学する!― 恐怖の研究」
4月22日(水)〜6月22日(月) お台場 科学未来館 大人 1,200円
http://www.miraikan.jst.go.jp/spevent/hauntedhouse/



べつだん特別お化け屋敷が好きというワケではないんだけども、ほどほどにアミューズメントパーク好きだし、びっくりハウスとかも好きだしね。
で、なにより「科学未来館」がどういうアプローチで、お化け屋敷をつくったのが一番興味津々なワケで。

それにしても今の時期って、都内の至る所に修学旅行生が溢れてるんで、お台場なんてかっこう餌食なのですよ、特に「科学未来館」なんて、いかにもなコースだし。そんなわけで、平日だというのに、20分待ち。

・・・いやー楽しめました。
ルートがいささか短いし、期間限定故の、セットの貧相さのため、これで1200円って所に文句が出る人もありそうですが、まー楽しめました。
(じっさい終着がわかりづらく、修学旅行生たちは口々に「え!もう終わり。」と言ってました)

こういうのは、怖がるために体験するものなので、素直に怖がってれば、幾つか「ぎゃーっっ」っとなる箇所ありました。

で、今回「さすが科学未来館」と思わせる「しかけ」が最後にあります。仕掛けというか「種明かし」というか。

以下、色を変えて書いておくので、興味ある人は読んでみて、、、

【以下ネタバレ】

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全部終わって最後のコーナーに行くと、モニターが幾つかあって、そこに屋敷内の人たちが映し出されています。そこにスイッチがあって、なんと、「怖がらせる側」になることができるのです。何も知らない見ず知らずの人たちをドッキリヒヤヒヤさせるのです。この「しかけ」は、恐怖とは逆の、「支配感」のようなものの体験になります。非常に意地悪く、スイッチを押すタイミングを見計らうのです。自分が通ってきた道で、しかけられた幾つかは、ココから見知らぬ誰かが面白がってスイッチを押した結果と思うと、「恐怖」とは違う弱さ(=ダークサイド)を見るようでした。修学旅行生たちは、引率の先生や、知ってる友だちに仕掛けてて、楽しそうでした。

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【以上ネタバレ】



あと、何故か出た後のところで「どきどきチェッカー」なるものを売っていて、入り口で売ってれば、多くの人が買うのに「もったいない」と係の人に言うと「そうなんですけどね・・・・」と、そこにも大人の事情というおかしな闇をみたのでした。