ファビュラス・バーカー・ドールズ展2010
■ファビュラス!バーカー・ドールズ展2010
5月1日(土)→3日(月・祝)CCAAランプ坂ギャラリーにて
http://www.fbd2010.com/
何故?「ファビュラス・バーカー・ドールズ展」なのか?
映画好きな人は知っているだろう。
ウェイン町山+ガース柳下の映画酷評ユニット「ファビュラス・バーカー・ボーイズ」。
これは映画『ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』の文字りなのだが、それをさらに文字ったのが
「ファビュラス!バーカー・ドールズ展」なのである。
わりと単にそんな理由。(もちろんこのユニットが嫌いじゃないワケだけど)
で、昨年が第1回。
10日間開催され、13人の作家が参加。
http://fbd2009.exblog.jp/
で、今年も同じ四谷CCAAにて、3日間の開催。15人の作家が参加。
(規模縮小っていうワケでなく、まだまだ試行錯誤の途中みたいです)
いろんな切り口があるんですが、今回のスペシャル企画である「ドールズレッドカーペット」をご紹介。
各作家が一つの映画をチョイスし、それをもとにつくった人形たちです。
これ観るだけで、いかに多種多様な作家が集まったかわかります。
■あまのじゃくとへそまがり
http://members3.jcom.home.ne.jp/3222431501/index.htm
「ジョーズ」(下で潰されてる人は監督のスピルバーグ)
>この映画のために、世界中で何百万匹のサメが虐殺されたことで しょう。(中略)
…なーんて、
ただ大好きなホオジロザメを作ってみたかっただけなんですけど(笑。(あまのじゃくとへそまがり)
■Whimbear
http://www.kinemamoon.com/whimbear/top.html
「バクステール」
>哀しい結末なんで、それは無かったことにして、彼の幸福だった日々を作ろうと思いました。(Whimbear)
■影山多栄子
http://taekokukuku.kagebo-shi.com/
「ピクニックatハンギング・ロック
>中心に理解を超えるようなもの(この映画の場合は、失踪か・・・)がドーンとあって、そのまわりで様々なものが展開する作品に惹き付けられるようです。
それって、構造が(私の思う)人形っぽいな!と。(影山多栄子)
■かろくこうぼう
http://karokukoubou.com/
「ピーター・コットンテール」
>人形を作るうえで、「これが動き出したら〜」と、誰もが一 度は考えた事があるのでは?
私もその一人、大好きなパペットアニメーションです。全シーンを作りたいくらいです!(かろくこうぼう)
■kinokosupa
http://kinokosupa.exblog.jp/
「アンドリューNDR114」
>優しい気持ちになる好きな映画です(kinokosupa)
■田口輝彦
http://members.jcom.home.ne.jp/teru-ta/
「ライムライト」
>チャップリンを作ってない ! (あらあら)けれど間違いなく映画モチーフで「ライムライト」がテーマです。
そういうことが出来るのは、やっぱりチャップリンの奥の深さかなぁ(多少こじつけですが)
喜劇的にはドタバタのバスター・キートンの方が好きなんですよ・・・そういえばキートンもこの映画に出ているのです。(田口輝彦)
■巽紀子
http://tatsuminoriko.com/
「七人の侍」
>いつ見てもかっこいい。見る度にひいきの侍が変わる。
今回は島田勘兵衛(志村喬)で。(巽紀子)
■にしおゆき
http://www.organsha.com/
>当初私は、シーモア役のリック・モラリス(「ゴーストバスターズ」の鍵の神役も)ファンでした。
今では、脇役のサドの歯医者スティーブ・マーティンの良さがわかるようになりました。(にしおゆき)
■野村洋子
http://hitotsuboshi.com/
「キタキツネ物語」
キタキツネ一家の、一家そろって幸せだったころの風景
■ハナブン
http://hanabun.sakura.ne.jp/
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
>なぜこれを選んだんだろう。
なぜかしらずっとこの三人のこどもたちが頭に残っていました。(ハナブン)
注)でもつくったのは「子どもたち」ではないという・・・
■poppet
http://www3.to/poppet
>制服の男の子を作りたいので、多分「さよなら子供たち」。
内容を覚えていないので、作る前に観てみます(poppet)
■本多厚二
http://www.fbd2010.com/honda.html
『初恋のきた道
>一瞬で理屈抜きに感情的になってしまう愚かで単純な自分を見せつけられて、可笑しかったです。
女優さんは章子怡(チャン・ツィイー)ですが、このキャラクターがすべてだと感じてしまいます。(本多厚二)
■Mamaru
http://soranokobako.blog.so-net.ne.jp/
架空の映画(監督:ライオン/助監督ねずみ)
>一つの映画にしぼるのではなく、制作者側である映画関係者を作ろうかと…
レッドカーペットにはいろんな映画の俳優さんが揃いそうですので、その俳優さんに
混じって『監督と助監督』を登場させます。(Mamaru)
■羊毛倉庫
http://yoomoo.blog5.fc2.com/
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」
>自分のなかのエセル的要素は1割ぐらいでがんばってて、ロイヤル的要素は2割ぐらいに抑えて生きて、マーゴ的には頑張っても無理で、チャス的には5割ぐらい。残りはイーライ、というかんじです。(羊毛倉庫)
■rauta
http://rauta.jp/
「アバター」
>子ども時代、映画館で最初に観た映画が「E.T.」だったからでしょうか、こういう映画がすきなのです。(rauta)
そういうワケで、これら作家さんたちがそれぞれにガッツリ展示をしています。
5/1〜5/3。お時間のある方は是非足を運んでみてください。
★ちなみに私は作家でも、主催者でもなく、映像部門でのお手伝いです。
おまけ:
どうしても来れない人のための
「小4男子によるガイドツアー」なんかもみれるページ
http://www.ustream.tv/channel/fbd