Ustreamでわかって来たこと

技術にまったく疎いボクがこんなにワクワクするなんて。

ココ最近すっかりUst熱にヤられている。

手始めに家の中でやってみた。

■「スターシップトルーパーズ」を観る小4男子
http://www.ustream.tv/recorded/5437744

システムは、カメラ(A1J)ーFireFireーMacbookPro。
単に流すだけであれば、あまりに簡単でビックリした。


ただ、家の中にはべつだん映したいものはない。
すぐに外に出たくなった。

問題は通信環境だ。

■月々380円のWirelessGate
http://www.tripletgate.com/yodobashi/

勢いで入ったが、エリアが限定されすぎる。中継したいことが、エリア内であることの方が珍しいくらい。

そして、PocketWifiをもう買っちゃおうか!と思ったが、見つけたのは、

WiMAXを15日間無料貸し出し!
http://www.uqwimax.jp/service/trywimax/

渡りにフネ!
とりあえず試しまくるには、なんつー好都合なサービス。
しかも、WiMAXは下り最大40Mbps、上り最大10Mbps。
そして、1日利用プランというのがあって、試用期間が終わっても、不定期に外でヤりたいUstreamerには都合が良い

■UQ1DAY
http://www.uqwimax.jp/service/price/price2.html


見つけて即申し込んで、USB端末が来た日は雨だったんだけれど、街に出ましたよ!
システムは、カメラ(A1J)ーFireFireーMacbookPro+(通信環境)WiMax

■お散歩実験
http://www.ustream.tv/recorded/6371115


いけんじゃん。いけんじゃん!
アーカイブで観ると止まるなあ)

そして、幾らかのテストして、人のイベントの中継に挑戦してみました。


■北千住マルイで開催された「コレジャナイロボをつくろう!」
http://www.0101.co.jp/kodomo_terrace/event.html


これがもうガタガタでした。
・場合によっては音声が行かない
・中継が1分持たず、すぐに切れる
(観ている方は、ほぼローディング画面のまま)

この時のシステムは、カメラ(MacbookPro内蔵WebカメラiSight)+MacbookPro+(通信環境)WiMax
★肖像権の関係で映像は載せれませんあしからず


アーティストさんには了解取れたんですが、予めに主催者側には了解とれなかったので、ちゃんとしたカメラを準備しませんでした。


で、この失敗によりわかったのは・・・

■予め会場で安定したネット環境が得られるかテストが必要
■音声や、映像が来ない場合は、ソフトの起ち上げ直しだけでなく、あらためて選択しなおしをする
■遠隔地で、確認をしてくれる人を準備し、電話で確認&何かトラブッている時にはすぐ連絡を取れるようにする
■送出用PCと、Ust確認や、連絡用PCは別であること
■電気の消耗が激しいので、可能であれば電源を確保



技術的などうこうでなく、なんか制作としての基本事項な感じですね。
Ustreamで中継していく場合、まずはボクはこのレベルのクリアから目指したいのです。
その上で、いろいろ妄想されることもあるんですが、それらはもうちょっとモヤモヤをまとめたいと思っています。



そしてゴールデンウィークが終わるまで(=WiMAXの試用期間が終わるまで)、後いくつか中継実験を続けていくのです!

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Ustreamについて・・・・


UstreamiPhoneさえあれば生中継できてしまうWebサービス。PCであればカメラと通信環境さえあれば、即生中継ができてしまうワケだ。

http://www.ustream.tv/

サイトを覗けば、常に世界中で中継されているあらゆるジャンルの映像が並んでいる。
日本での状況は、


■「LIVE NOW」Twitterのツイートを解析してUSTREAMライブ配信をリアルタイムに人気順で並べるWebサービス
http://live-now.jp/

を覗けば、日曜の朝以外はたいてい何かやっている。
ライブだったり、トークだったり、セミナーだったり、何かの実況だったり。
そのほんとんどは、コアなファンに向けた、情報発信だ。


定期的に流れている番組として最も成功しているのは
Dommune
http://www.dommune.com/


Dommuneが日々1000人以上の視聴者を集めているのは、驚異的だが、稀代のメディア・アーティストである宇川直宏氏が、温めていたメディアとの関わり方を「Dommune」によって実現していることが何より重要だ。氏がDommuneを「THE FINAL MEDIA」と銘打ってるのは伊達ではない。


そして、現代美術の重鎮 村上隆氏のUstreamでのハシャギっぷりったら本当に凄い。
3/13に初めてUstしたシーンもアーカイブされているが、そこから1ヶ月チョットで、150を超えるビデオをUstに残していることでも判るだろう。
http://www.ustream.tv/user/takashipom


また東京マラソンUstreamを通じて、テレビでのマラソン中継を観ない層にマラソンの楽しさを知らしめた

■ジョセフ・テイム氏の東京マラソン中継
http://www.ustream.tv/recorded/5074553
走りながらUstream配信 東京マラソンに“実況ランナー”
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/28/news002.html


2000人を踊らせ、UstとTwitterのポテンシャルを知らしめた

■オカダダ氏のDJプレイのUst
http://tofubeats.blog107.fc2.com/blog-entry-235.html

そして、何より刺激されたのが、映像系SNS DAVICS:2に参加している方々が中心になって中継された

■HDカメラだだ漏れ座談会
http://www.ustream.tv/recorded/6167638

映像技術のある人達と機材が集まることで、たとえ内容はコアなものでも、ここまで「見れてしまう」映像になるというのが大発見でした。
有名な人が出ているわけでもないのにビューワー数が200人を超えていたことも驚きです。
そして、この会を堺に、ボクを含めてこのSNS内でもUstreamに手を出す人が次々と出てきています。

■映像つくるヒトのSNS
http://sns.davics2.net/


この波に乗らない手はないのです。


【超参考になった記事】

■i_ogiさんのおぎろぐはてな
「Ust用ライブ編集ソフト Ustream Producer (無料版)を試してみた」
http://d.hatena.ne.jp/i_ogi/20100129/ustreamproducer

■i_ogiさんのおぎろぐはてな
「Ust用ライブ編集ソフト Ustream Producer (無料版)を試してみた」
http://d.hatena.ne.jp/i_ogi/20100129/ustreamproducer