Adobe OnLocation



いま抱えてる案件の一つが1ヶ月間に渡るセミナー記録撮影。(こういう地味なシゴトはアウトソーシングしないと会社が成長しないんだけど、クライアントの関係上引き受けてるのです。もっと精進しないとね)

で、セミナー撮影というヤツは、特別な撮影技術は要らないんだけども、頭の痛い問題が「収録時間」。DVテープ収録の場合、うちにある機材ではミニDVテープしか対応しておらず、最長で80分しか収録できないのです。
しかし、今回のセミナーは1コマ90分〜120分。休憩がない場合、途中テープチェンジの間の映像が無くなるわけで、何か別のカメラを借りるか、ラージテープが扱えるVTR(デッキ)を借りる必要があるのです。

週に一度のオシゴトで、毎回借りるのは、時間的にも、予算的にもチト厳しい・・・そこで思い出したのが、AdobeのOnLocationというアプリケーション。

CS3迄はMacのProductionSUITESに同梱されながらも、WINDOWSのみ対応というヘタレソフトだったのが、CS4からMac対応したのだった。

で、このOnLocation、平たく言えばビデオレコーディング・アプリケーションなのだ。
カメラとMacをFireWireで繋げば、即MacのHDDにカメラからの映像を記録できるので、HDDの容量分記録可能となる。

でも、実際はどうなのか?
長時間録画し続けたら、止まるのでは?元々WINDOWS版しかなかった故の使いにくさがあったりとか?

ネットの大海を探ってみても、てんで有用な情報が見あたらないのです。
なんだか、みんな使ってないのかしら・・・、、、それは問題があるからか・・・?と、不安ばかりであったけども、ままよと、もうセミナー初日が3日後に迫っていた日に、慌ててヨドバシカメラAdobeCS4の映像制作パッケージを買いました。
どうせいつか買うつもりだったし・・・

で、おうちにあるMacBookProにインストールして、延々録画テストしてみました。


5時間くらいかな。
DV録画でも、HDVでも、あっけないほど簡単に、とりたてて問題もなく録画できちゃいました。

特にDV録画の場合、途中でソフトを無理矢理落としたり、カメラの電源を落としても、そこまでのムービーはちゃんと保持しているのです。優秀だな。

ただ、HDV録画にすると、特殊なフォーマットなのか、OnLocation上、AdobePremiere上では再生できるんだけれども、QTプレイヤーでは再生されないのよね。

そういうワケで、こういうことがあってやっと「テープレス」環境というヤツに一歩近づいたのです。