デジタル・コンテンツ・エキスポ2009

バカバカしくも、エッジの立ったデジタル作品大集合!



■デジタルコンテンツEXPO2009
10月22日(木)〜25日(日)日本科学未来館
入場無料
http://dcexpo.jp/

いわゆる全体的なレポートは、毎日JPのコチラへ。
http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20091022mog00m020042000c.html


実は、1週間目に間違えて科学未来館に行って「あれ?やってないのか」というオッチョコチョイをやらかしてたんだけど、なんとか時間作って行ってきた。メディアアート、デバイスアートは、大好物なんで、外せません。
期間中には、明和電機の社長や、あの生きる伝説宮本茂さん(マリオ、ピクミンゼルダつくった人)が出るシンポジウムなんかもあって、そういうのにも行きたかったけど、泣く泣く展示だけを駆け足で見てきたのです。

以下箇条書き風に、おもしろかった展示を


取り込んだ洗濯物にたたみ方を指示すると、畳んでくれるロボ。(ブルドーザーのラジコンみたいなやつ)
洗濯物の形状は自動で認識するけれど、たたみ方を指示せなかんのがタマニキズ。



画面上で指でわっかをつくると、機体が出現して、指をはじくと弾が出て、敵を攻撃するゲーム。
つまりコントローラー無しのシューティングゲーム。これは燃える。肉体がダイレクトにゲームに反映されるからね。



積む場所、高さによって、色が変わるブロック


[ ]
自動車に乗った時の景色をシミュレーションする。
そこに居る人の形状、形を自動認識して、リアルタイムにモデリングして、テクスチャ貼って、CG上に合成。
ヘッドマウントディスプレイからは、CGで再合成された自分の腕が見える。

立ち上がると、車の屋根から飛び出した世界が見える。



人をコントロールする機械。
しくみは、ヘルメットを被ると、両耳に洗濯ばさみを挟んだ状態になって、
リモコンでレバーを右に倒すと右耳が引っ張られ、左に倒すと左耳が引っ張られる。
サザエさんがカツオの耳を引っ張ることから、想を得てるそうで、メカメカしい外観なのに、実は超アナログという逸品。



禅のシミュレーション。
手のひらに、精神性発汗がわかるよう電極を貼り(嘘発見器の原理)、ノイズキャンセル(BOSE製)のヘッドフォンを装着。
ヘッドフォンからは、5コの精神を刺激する音が立体的に聞こえてくる。
それらに動じず、ココロを無にすると、音が1つづつ消えていき、全ての音が消えた「無の境地」になった時にゲーム終了。
音は「あ”〜あ”ぅ〜」みたいなオバケ音や、アタマの周りに虫が飛んでる音や、ハサミがチョキチョキいってる音、そして、一番嫌なのが「落ち着けー、落ち着けー」と励ます声。
ココロを落ち着かせようとしても、気になる気になる。しかも、音が消えて行くコトで、逆に「音が無くなった」ことが気になったり。


ホント、良い意味でバカバカしくも、楽しめるのが多くて、時間が足りなかったくらい。
他にも、口が臭いほど威力が増す吹き矢のゲームとか、スパイダーマンになったつもりでビルとビルの間をクモの糸で渡っていくのとか、とかとかとか。


いま旬の3D、立体映像に関しての展示も盛りだくさんで、超オススメです!


【参考HP】
■ITメディアによるレポート「“口が臭いほど強い”ゲームや“1人座禅”を体験」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/23/news091.html
■360度どこからでも鮮やかな立体画像が ソニー裸眼立体視ディスプレイを見てきた
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/23/news089.html