ワークショップ「キミも書の達人」

「書」のお兄さん

朝の子ども番組で人気の「書」の先生が来るワークショップを見つけたので、行ってみました。
http://www.belista-club.com/action/workshop/


書道家武田双雲氏というのはおはスタで「かっこいいっ書」というコーナーをもってたり、NHK大河ドラマ天地人」の題字を手がけている人ということでしたが、そもそもテレビ見ないし、「書」というのも、たまに国立新美術館でやってるのを横目で見るくらいで、自分の興味の中では非常に低い位置にありまして。


そもそも筆を持つのは何年ぶりだろうか。
小学校の習字の時間は嫌いだったしな。
自分の名字の一文字目「鈴」がバランスとれないんだよ。

場所が月島だったもんだから、ゆっくり(高い)もんじゃ食べてたらば、気を抜いてて遅刻気味に会場に到着。すでに50人くらいが着席して、お習字セットを準備してました。

まず、先生からのお題は・・・
「不細工なへのへのもへじ」です。
そして次には「イケメンのへのへのもへじ

筆で「へのへの」書くだけでもおもしろい!
それを「不細工」に、「イケメン」に。書くなんてさらに面白くって、みんな時間内に、何枚も何枚も書いてました。

書いた「へのへの」を双雲先生が丁寧に見て行って、気の利いたコメントで評価していきます。
そして、ちゃーんと、「うん、コレが一番イケメン!」のように一番を決めるのです。(商品はチュッパチャップス)


「あ」の字を3人で書く

これはまた面白かったな。
平仮名の「あ」の字を。一画目の横棒「ー」はAの人が、二画目の左カーブ部分「(」はBの人、三画目の「の」みたいな部分はCの人というように、一つの文字をバラバラの人で書くのです。

絶対1人じゃ書けないような字ができあがりました。


そして、必ず家の見える所に貼ってくださいと、
「朝、家族に対して約束すること」
「将来、こんな自分になりたいこと」
という、実に「書」らしい課題が出て、教室は終了。


後半では、双雲先生の「書」のパフォーマンスがあり、皆が囲む中、「笑顔」と書かれていました。


で、、
不動産会社のプロモーションイベントの一環なので、一番重要(成果物)なのは、イキイキとした子供たちと一緒に撮った「イベントだいせいこー!」な写真なのだ。

スチールカメラマンのディレクションにより、モノ(最後に先生が書いた「書」)の配置、参加者の配置が決められ、シャッターを押すときになったら、双雲先生は子供たちに
「じゃあ、あのお兄さん(カメラマン)がオナラをしたらカメラに向かってニコっと笑ってね」
「さんはい、おなら!」
応えてカメラマンが「ぷーっ」

笑顔にならないワケがない。
もちろん、ココに至るまでの先生のキャラを皆に認知させた上で出来上がった空気なワケで、きっと、皆の「おならぷー」な満面の笑みは、とても美しく不動産広告のビジュアルとして昇華するのだろう。

そうして、参加者全員に著書プレゼントがあったんだけども、なんと表紙裏にサイン入です。

双雲先生達人すぎだぜ!(「書」にも、TVのお兄さんとしても)


参考URL:
武田双雲HP
http://www.souun.net/
武田双雲BLOG
http://ameblo.jp/souun/
武田双雲Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/武田双雲