イベント「Cut&Pasteデジタルトーナメント2009」
何がなんだかよくわかんないまま「Cut&Paste」というイベントに行ってみた。一人だと寂しさに押しつぶされて死んでしまう可能性がなきにしもあらずなので、イケメン映像サカーの(怪盗)ノビィを誘って、魔物が棲むという渋谷のラブホ街にあるClub Wombに行ったのです。
■デジタルトーナメント2009(Cut&Paste)
2009年 5月30日(土)open at 6:00pm/starts at 7:00pm 渋谷WOMB
http://www.cutandpaste.com/events/2009/may/30/tokyo-2009/
でね、このイベント、平たく言えば「TVチャンピオン」でした。
2D部門は15分,3D部門は20分、モーションデザインは8時間。
オーディエンスの視線と、DJが繰り出すガンガンな音楽の中、舞台上で制限時間内にお題のCGをつくって、審査員のジャッジを仰ぐという。
[%7C]
コトが始まるまでは、何がなんだかわからず。
、、、だったんだけども、いざコトが始まれば、コレがなかなかスリリングに進んで行って楽しめました。じっさい壇上に上がってたクリエイタの方々のプレッシャーは相当のもんだろうな。なんせ、20分で、「お題」のCGをつくんなきゃなんないんだもん。
(ただし、、お題はその時に発表かと思いきや、mixiでの出場者の日記でわかったんだけども、コレ事前に出場者には伝えられてるのね。サイト上のルールをちゃんと読めば書いてあったかもしんないけどもね)
で、15分とか、20分で、ゼロからザクザクと作られていくのはやっぱり凄いな。
一番その過程を見たかったモーションデザインは、8時間でつくった結果を上映するだけだったのは残念だったけども、それでも、キチンと音も付けて15秒のムービーを作りあげてるワケで、たいしたもんだ。
そして、何より審査員がチョットありえない豪華さだったよ。2D,3Dの審査員もきっと大御所なんだろうけども、モーションの審査員ってのが・・・
辻川幸一郎/谷田一郎/中村剛/中島信也
という、マジ日本代表な映像の人たちでした。
モーションは、結果を見るだけなんで、舞台上に居たのは10分くらいかな。しかもおしゃべりな中島信也さんですら二言くらいしか喋ってないんじゃないかな。
(そんだけ短い拘束時間だったから、揃ったのかな)
あと、いつも素敵な上っ張りのデジハリ杉山校長センセ
さて、17時半くらい〜20時半くらいまでやってたこのデジタルトーナメント(a.k.a.TVチャンピオン制作篇)。
そもそもニューヨークが発祥だからかしら、いわゆる「クラブイベント」という体裁なのです。
なので、お客さんはフロアで立ち見が原則。常にDJの音楽がガンガン。(誰も踊るワケでもないのに)
(フロアで立ち見とかってオイラにはムリなんで、ちゃっかり2階席のイスに陣取って、ずっとビール呑んでたけどね)
・・・こういう「クラブイベント」っていう「カタチ」って、その必要があるのかな・・・?
司会進行の男の子は、挑戦者の紹介の時に、格闘技のMCに倣った紹介の仕方をしてたけども、それこそ、会自体も格闘技場のようなところで、周りに観客座らせて、せっかくモノスゴイ人たちが審査員に来てるんだから、その人たちに実況やらせたりした方が、見ててオモシロイと思うんだな。
実際、制作過程の実況は全く無いのと、なんと肝心の制作終了した作品を、「ハッキリと見せる」時間というのが無くてビックリ&ガッカリだったり。
それでもしかし、行って良かったし、来年もぜひ行きたいわ。
またWOMBだったら、再び2階席陣取るわよ。
ところで、最終結晶の時にDJが吉幾三→disorder→RCサクセション→今夜はブギーバッグ
コレは反則やろ!ってなぐらいツボでビビったわ。
去年(2008)のニューヨークでの様子(かな)