小山薫堂Dream Classroom@アップルストア銀座

こんなオトナになりたいな。


5月1日(金)7:00 p.m. アップルストア銀座
参加費無料 ★ただし学生優先
http://www.apple.com/jp/retail/dreamclassroom/


小山薫堂さんの名前を意識したのは、いつ頃だろうか。
薫堂さんは、主に放送作家として「料理の鉄人」「ハンマープライス」「上品ドライバー」そして、なんといっても「カノッサの屈辱」なんかをてがけてこられた方だ。でも、自分は映像業界といっても、オンエア畑ではないので、放送作家という人たちを、それほど意識したことはないんだけども、きっとココ数年のクリエイターが表に出てき始めた頃に、例えば雑誌BRUTUSなんかで見かけたりして、気になりだし、「おくりびと」で、アラ、これ薫堂さん脚本なんだと認識して確固たる感じになったようだ。(ちなみに自分のそういうのの知識は一般の人よりほんの少し気にしてるレベルです。あんまりクリエイターと呼ばれる人を名前で憶えてないのです)


しかし、びっくりしたのは、薫堂さんが、初めて構成作家としてテレビ番組にクレジットされたのが「MerryXmasShow(1986)」だったとは!

多分2年だけやって終わってしまったクリスマス企画番組なんだけども、桑田さん、ユーミン清志郎泉谷しげる、CHAR、アンルイス、吉川幸司、ボウイ、渡辺美里、、、そして明石家さんまさんという、超超豪華なメンバーで繰り広げられていたロックな祭典番組。

当時のボクは、カセットテープに音だけ録って、よく聞いてたっけ。カバー曲ってのに目覚めたのは、「オトナがロックで遊んでた」この番組の影響も大きいと思うのです。


MERRY X'MAS SHOW '86

Come Together

セッションだッ!(忌野清志郎 桑田佳祐 山下洋輔 今野多久郎

Help!(氷室京介 吉川晃司 BOOWY 布袋寅泰

KISSIN' CHRISTMAS(クリスマスだからじゃない)

http://www.mlm.jpn.org/xmas/
ココでいっぱい見れるよ

・・・いま観ても色褪せない番組だなん。



今回はいろいろといいお話を聞けたんだけども、心に残ったものを幾つか。


■「人生のオール」というお話。
普段は川の流れに任せてボートに乗っているようなものだけど、川の分岐点に来たときに、それに気付いて「人生のオール」を使って漕ぐことができるかどうか、「人生のオール」で、自分の行きたい流れに行けるかどうか。そこで、それ以降が大きく変わる。


■「僕が書けた時が締めきりだ」
最後には、絶対に出すんだから、と、こういう言ってるそうです。
カッコ良すぎ。物腰柔らかい人なのに・・・。


■「企画」=人をどう喜ばすか=サービス、思いやり=世の中が変わるきっかけづくり
 だから、仕事もプライベートも、「企画」をする時の気持ちは変わらない


■目覚ましを使わずに起きられる人


■今年(2009)の4月から東北芸術工科大学で企画構想学科の学科長を務められている。
なんでも副学長が直々に事務所に来て「好きな学科をつくってください」と請われ、「企画構想学科」という、今までにない学科をつくったそうです。
このタイミングに学生である人たちが羨ましいよ。

http://gs.tuad.ac.jp/orange/index.php?ID=8&cID=4


こんな大人になりたいな。
だってモテそうなんだもの。間違いなくモテてるね。



小山薫堂
wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/小山薫堂