地球が静止する日




いつも尋問中のキアヌさん。

地球が静止する日」観て来た。
http://www.apple.com/trailers/fox/thedaytheearthstoodstill/

なーんだろう、なーんか全部が低い感じで。
ほぼビジュアル的なワンアイディアくらいしかなかったんじゃないのかしら、、と思ってしまうほど、見終わった後の印象が薄いなん。
オープニングのクレジットの2人目がジョン・クリースモンティ・パイソンのバカ歩きの人)で、今から喜劇が始まるのかよ!とか思わせといて、出てくる場面がとって付けたような1シーンだし。(確実に重要なシーンなんだけど、その重みがなんとも感じられないの)
最初出てくる博士たちも最初に絡んで後はないし。

で、ナンジャカンジャあって、エンディングを迎えるワケなんだけども、どぅーーーも、そのエンディングに至る部分、「結」に至った部分がヘニョヘニョっつーか、クリシェっつーか、誰の期待も裏切らないっつーかね。

で、これらはストーリーについてなんだけども、画的にも「もうこれくらいじゃ驚かんもんね」っていう耐性のせいなのか、モノが、走っているトラックが荷台の後ろの方から朽ちていくかのように崩れていく表現はかっこいいんだけども、それが巨大なスタジアムが崩れても、単に「さっきより大きなモノ」が、さっき目にしたのと同じように崩れているのを目撃するだけで、すでに陳腐化してしまうんだな。
こうなって(崩れて)しまうメカニズム(理由)は、なかなか面白いんだけど、この映画の中で新しく思えたのは、ザンネンながらそこくらいだったんよね。

オマケ:小2の感想