展示「プレイフル・ラーニング たのしむ ∩ まなぶ」@初台ICC

子どもはキチンと楽しんでたから、ま、いっか。

ICCキッズ・プログラム 2009プレイフル・ラーニング たのしむ ∩ まなぶ
7月11日(土)―8月31日(月) 初台 ICC
入場無料
http://www.ntticc.or.jp/Press/2009/6/0625_01_j.html


会場に入ってまずあるのが、ガラクタの山とおぼしき大型のブービートラップ装置。最近の言葉でいえばピタゴラスイッチといった方がわかりがいいかしら。

途中に映像が挟んであったり、という変形モノで、複数の人のアイディアを合体させてるということで、やはり見た目は「ガラクタ」っぽい感じ。しかも、この時コレ途中で止まってしまってて、装置の役目を果たしてなかったんよね。
出発点が「スイッチを押す」っていうのが、残念でした。ON/OFFって、力の伝達とは関係ないもんね。

それでも子どもたちは楽しんで何回もやってたからいいのかな。


スズキユウリさんの「サウンドチェイサー」


レコード盤を帯状に切り取って、それをプラレールのように繋げて、その上をレコード針が付いたクルマが走ると、ガーガーピーピーと、たまに音楽らしくものが聞こえてくるというもの。

コレおもしろかったけど、案外「音楽の断片」的なものは聞こえてこないんよね。
で、この日はアーティストデイということで、コレのワークショップがあるっていうのを狙って行ったんだけども・・・

なんだか作家さんはプレス対応とかで忙しそうで、何をどうということはなく・・・。

でも、自分でレールを組み立てることができるのはこの日だけだったっぽいので良かったプン。

そんでもって、子どもはすごく楽しんでレールをベキベキにしながらやってたから、いいのかな。
(レコード盤からできたレールは、接続部がとっても折れやすいのです)


あとは大日本タイポのこんなとか、


こういうメディアアートっぽいのとか、


めいっぱい身体動かすヤツとか、


長ーい紙と、たくさんのサインペンとか、


2階があるんだけども、・・・会場が見渡すことができるんだけど・・・。

そうゆ感じで、子どもは楽しんでたから、いいんだろう。


で、オイラのテンションが上がんないのは、
昨年の同施設での展示「君の身体を変換してみよ」展が、佐藤雅彦さんがやってただけあって、あまりに面白すぎたのね。
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Kidsprogram2008/Work/index_j.html

どうしてもね。それに比べるとね。
題名の「プレイフル・ラーニング たのしむ ∩ まなぶ」ってのも、子ども目線的にはとってもツマラナイ題名に思えてしまうのです。